ビオラ、ヴィオラ

バイオリン族の中音擦弦楽器。馬の尻尾の毛を張った弓を右手で持ち弦を擦り、左手で弦を押さえて音を出す。
楽器は左肩の上にのせ顎ではさむようにして保持する。
調弦は下からCGDAの5度間隔でバイオリンの5度下。
バイオリンやチェロと異なり、基準の大きさに多少ばらつきがある。
バイオリンを一回り大きくした形状で、慣れた人でないと単独ではバイオリンとは見分けが困難。
弦は元々はガット弦であったが、現在はガットかナイロンのような合成繊維を使うのが一般的。ただし、低音弦はスチールが回りに巻いてある巻き線を使う。