タンギング

tonguing
現在「息遣い」となってるが、息も関連するのは確かだけどやはり舌使い(遣い?)が正しいだろう。tongue(舌)から来てるし。弓のボウイングや指のフィンガリングと同様だ。
そういえば、舌突きという言い方もあったような気がする。
また、説明ではリコーダーに限定されているが、西洋(?)管楽器では一般で使われる。
確か尺八のような和楽器の類では無いと聞いた覚えがある。


音を出す場合に単に吹いた場合は徐々に息の量が増えるような変化になるが、
これを舌で息をとめておいて舌をはなすことでいきなり音が出せる。
また、音をとめるときも徐々に息が減り音が小さくなるのではなく、
舌で息を止めることですぐに音を止めることができる。
例外はスラーで、一般に最初の音にのみタンギングし、あとは音を切らない、舌を使わないで音をつなげる。

また、要求する音や速度に応じてさまざまなバリエーションがある。
高速に音を区切って出すためのダブルタンギング、トリプルタンギングという技がある。